相談員の酒井です。
気象庁が発表する3か月予報によれば、5月~7月は全国的に気温が高くなるようです。6月に入ると各地が梅雨入りしますし、蒸し暑い日が続くことになりそうです。
蒸し暑い夜、なかなか寝付けない経験は誰でもお持ちだと思います。一時的な寝不足ならまだ良いのですが、長期間の睡眠不足となると仕事や体調に大きく影響してしまいます。例えば、睡眠不足が続くと疲労が蓄積し、集中力も低下するのでケアレスミスや日中の眠気で仕事が捗らなかったり、免疫力を低下させたり、生活習慣病リスクやうつ発生リスクを高めて健康を損なう原因になったりします。このように、睡眠不足は、会社にとっても労働者自身にとっても避けたいものの一つです。
睡眠不足を防ぐためには、体内時計の動きを整えるセルフケアが大切です。厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」(https://kokoro.mhlw.go.jp/)に掲示されている「15分でわかる働く人の睡眠と健康」では、体内時計の時間のずれで不眠や眠気が起こる状態を、「社会的時差ボケ」と呼び、「社会的時差ボケ」を防ぐ方法として4つのセルフケアをあげています。
・朝は、一定の時刻に起きて、しっかりと朝食を摂りましょう。
・午前中に窓際やベランダで日光を浴びましょう。
・夕食時間は遅くならないようにしましょう。
・夜遅くにスマートフォンやパソコンのディスプレイを見るのは避けましょう。
会社の取り組みとしては、健康診断の実施やメンタルヘルス対策があります。健康診断やストレスチェックで心身の不調について労働者の気づきを促し、疾病の早期発見につなげましょう。
当センターの7月セミナーは、「職場のメンタルへルス対策セミナー~働く人のこころと体の健康づくり~」です。メンタルヘルス対策について弁護士と特定社会保険労務士が解説いたします。是非、セミナーにご参加ください。
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